子犬を迎えたばかりの飼い主さんにとって、トイレトレー🛒ニングは最初にして最大の課題です。「いつになったらトイレを覚えてくれるの?」と不安に思う方も多いでしょう。
実は、正しい方法で集中的に取り組めば、わずか3日間で基礎を身につけさせることが可能です。アニコムの獣医師監修記事によると、子犬のうちに集中的に取り組めば、3日〜1週間ほどでトイレの基本をしつけることができるとされています。
この記事では、3日間集中トレーニング法の具体的なステップ、必要な準備、よくある失敗パターンとその対策まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。子犬との幸せな暮らし方の第一歩として、ぜひ参考にしてください。
なぜ「3日間集中法」が効果的なのか
子犬の学習能力を最大限活かす

子犬の脳は、生後数ヶ月の間に驚くほどの学習能力を発揮します。この時期に一貫したルールを教えることで、トイレの習慣を効率よく身につけさせることができます。
AKC(アメリカンケネルクラブ)のDr. Jerry Klein獣医師は、「早期にトレーニングを始めれば、生後6ヶ月頃には外での排泄を信頼できるようになる」と述べています。
失敗を「させない」環境づくり
3日間集中法の核心は、「失敗させない」ことにあります。ユニ・チャームのペット専門メディアによると、失敗を繰り返すと「どこでもしていいんだ」と間違った理解をしてしまう可能性があります。

72時間、つまり3日間は子犬から目を離さず、成功体験を積み重ねることで、正しいトイレの場所を確実に覚えさせます。
3日間トレーニング前の準備
必要な用品リスト
トレーニングを始める前に、以下の用品を揃えておきましょう:
| 用品 | ポイント |
|---|---|
| トイレトレー | メッシュカバー付きがおすすめ(シート噛み防止) |
| ペットシーツ | 小型犬でもワイドサイズ(60×45cm)以上を選ぶ |
| サークル | 体の2〜3倍の大きさで、扉付きを選ぶ |
| ご褒美用おやつ | 小さくてすぐ食べられるもの |
GREEN DOGの初心者向けガイドでは、子犬はトイレシートを噛んでボロボロにしてしまうことがあるため、誤飲防止のためにメッシュ付きトレーの使用を推奨しています。
サイズ選びで迷ったら、子犬のケージ選び:サイズと設置場所の正解も参考にしてください。
トイレ環境のセッティング
トイレの設置場所と周辺環境も成功を左右する重要な要素です:
静かで落ち着ける場所を選ぶ(人通りの多い場所は避ける)
寝床とトイレを明確に分ける(サークル🛒内の配置に注意)
周囲に布製カーペットを置かない
犬は柔らかい場所で排泄する習性があるため、トイレ近くにカーペットやマットがあると、足の感覚で「ここがトイレだ」と勘違いしてしまいます。
【1日目】基本ルールを教える
排泄タイミングを把握する
子犬には排泄しやすいタイミングがあります。みんなのブリーダーのトレーナー監修記事によると、以下のタイミングで排泄することが多いです:
寝起き直後
食後15〜30分以内
運動や遊びの後
水を飲んだ後
また、子犬が排泄を我慢できる時間の目安は「月齢+1時間」です。例えば、生後3ヶ月の子犬なら約4時間程度。ただし、活発に動いた後は10〜15分で次の排泄をすることもあります。
排泄のサインを見逃さないようにしましょう:
床のにおいを嗅ぎ回る
ソワソワして落ち着かない
くるくる回り始める
成功したら即座に褒める
トイレで排泄できたら、排泄が終わった直後にすぐ褒めましょう。タイミングが遅れると、何を褒められているのか子犬には伝わりません。
効果的な褒め方のポイント:
「いいこ!」「上手!」など明るい声で声掛け
小さなおやつをすぐに与える
優しく撫でてあげる
また、「ワンツー・ワンツー」「シーシー」など排泄の合図を決めて、排泄中に声掛けする習慣をつけましょう。この合図を覚えさせると、外出先でも指示で排泄を促せるようになります。
【2日目】サークル外でも成功させる
行動範囲を少しずつ広げる
1日目でサークル🛒内でのトイレが安定してきたら、2日目は行動範囲を少しずつ広げていきます。
段階的な広げ方:
サークルの扉を開け、すぐ近くのエリアで遊ばせる
排泄タイミングが近づいたらサークルに誘導
成功したら褒めて、また少し広いエリアへ
イオンペットのトイレしつけガイドでは、「リビングで遊ぶ→サークルで休む」というサイクルを約2時間おきに繰り返し、遊びと休みのリズムを作ることを推奨しています。
失敗しても絶対に叱らない
2日目で最も重要なルールは、失敗しても絶対に叱らないことです。
叱ってはいけない理由:
犬は「排泄すること自体」を叱られたと誤解する
飼い主の前で排泄することを怖がるようになる
隠れて排泄する癖がつく
排泄を我慢して健康に悪影響を及ぼす
失敗した時の正しい対応は、声を掛けず、目線も合わせず、黙って片付けることです。無反応が最善の対応であることを覚えておきましょう。
【3日目】習慣を定着させる
自分からトイレに行けるように
3日目の目標は、子犬が自分の意思でトイレに向かうようになることです。
そのためのコツ:
サークルの扉は開けたままにしておく
トイレに行きそうなタイミングで合図の声掛けをする
自分からトイレに行けたら、いつも以上に褒める
PetMDの獣医師監修ガイドによると、ポジティブな強化(positive reinforcement)が最も効果的なトレーニング方法であり、成功のたびに即座にご褒美を与えることで、子犬は正しい行動を学習します。
成功率を記録する
トレーニングの進捗を把握するために、成功と失敗を記録することをおすすめします。
簡単な記録方法:
日付、時間、成功/失敗を記録
成功率が80%を超えたら、次のステップへ進む準備ができた証拠
失敗が多い時間帯やシチュエーションを分析
記録をつけることで、改善すべきポイントが明確になります。健康管理と合わせて、毎日チェック!子犬の健康状態10のポイントも参考にしてください。
3日で終わらない?よくある失敗パターンと対策
3日間で完璧にマスターできる子犬もいれば、もう少し時間がかかる子もいます。よくある失敗パターンと対策を見ていきましょう。
トイレシートを噛んでしまう
子犬にとって、トイレシート🛒は楽しいおもちゃに見えることがあります。
対策:
メッシュカバー付きトイレトレーを使用する
シートを噛んでいるのを見つけたら、静かに別のおもちゃに興味を移す
噛んでも反応しない(注目されたと思わせない)
特定の場所で失敗が続く
いつも同じ場所で粗相してしまう場合は、その場所を「トイレ」だと認識している可能性があります。
対策:
失敗する場所にトイレを設置してみる
その場所に近づけないようにする
消臭スプレー🛒で徹底的に臭いを消す
犬は足の感覚でトイレの場所を覚えるため、カーペットやマットの上で失敗が続く場合は、それらを撤去することも検討しましょう。
マーキング行動が始まった
生後5ヶ月頃から思春期に入ると、特にオス犬でマーキング行動が見られることがあります。
対策:
去勢手術を検討する(獣医師に相談)
マーキングしそうな場所に近づけない
新しい家具やにおいの強いものを低い位置に置かない
トレーニングでつまずいたら、初心者がやりがちな子犬育ての10の失敗で他の失敗パターンもチェックしておくと安心です。
トイレトレーニングQ&A
Q: 夜中のトイレはどうすれば?
子犬は夜中にトイレに行きたくなることがあります。夜泣きがトイレのサインであることも多いです。
対策:
寝る前に必ずトイレに連れて行く
夜中に鳴いたら、静かにトイレに連れて行く
用を足したら、声を掛けずにまた寝かせる
夜泣きの詳しい対策は、子犬が夜泣きする理由と今夜から使える対策で解説しています。
Q: 外でしかしない場合は?
外での排泄に慣れすぎて、室内でできなくなることがあります。
対策:
室内トイレで成功したら、大げさに褒める
外出できない時は、室内トイレで我慢させずに済むよう練習
少しずつ室内での排泄に慣れさせる
Q: 体調不良のサインを見分けるには?
トイレの失敗が増えた場合、体調不良の可能性も考慮しましょう。
以下の症状が見られたら獣医師に相談:
頻尿(何度もトイレに行く)
血尿、尿の色がおかしい
排泄時に痛そうにしている
下痢が続く
尿路感染症や消化器系のトラブルが原因でトイレの失敗が増えることがあります。
まとめ:トイレトレーニング成功の3つのポイント
3日間集中トレーニングを成功させるための重要ポイントをまとめます。
1. 準備を完璧に
適切なサイズのトイレトレー🛒、ペットシーツ、サークルを用意
静かで落ち着ける場所にトイレを設置
周囲に紛らわしいカーペットやマットを置かない
2. 一貫性を保つ
3日間は子犬から目を離さない覚悟で臨む
排泄タイミングを把握し、先回りでトイレに誘導
合図の声掛けを毎回同じにする
3. ポジティブに
成功したら即座に褒める
失敗しても叱らず、無反応で片付ける
焦らず、子犬のペースに合わせる
トイレトレーニングが完了したら、次はお留守番トレーニング:段階的な慣らし方にも挑戦してみましょう。
子犬との生活は大変なこともありますが、トイレトレーニングを乗り越えれば、信頼関係がぐっと深まります。3日間、根気強く取り組んでみてください。きっと愛犬との素晴らしい暮らしの第一歩になるはずです。






