愛犬のトリミングは、見た目を可愛くするだけでなく、健康管理にも欠かせないケアです。しかし、犬種によって適したカットスタイルは異なり、間違った選択をすると毛質が変わってしまうリスクもあります。
この記事では、トイプードル、ポメラニアン、シーズー、マルチーズ🛒など人気犬種の定番カットスタイルから、トリミングの頻度・料金相場、失敗しないオーダー方法まで徹底解説します。愛犬のグルーミングを楽しむためのヒントをぜひ参考にしてください。
犬のカットスタイルを楽しむ前に知っておきたい基礎知識
カットスタイルを選ぶ前に、まず愛犬の毛質タイプを理解することが大切です。犬は大きく「トリミング犬種」と「グルーミング犬種」に分けられます。

トリミング犬種は、毛が伸び続けるため定期的なカットが必要な犬種です。トイプードル、マルチーズ🛒、ヨークシャーテリアなどが該当します。これらの犬種はシングルコートと呼ばれる被毛構造を持ち、抜け毛が少ない代わりに毛が伸び続けます。
一方、グルーミング犬種は毛が一定の長さで止まるため、カットは必須ではありません。柴犬やチワワ(スムースコート)などが該当し、ダブルコートと呼ばれる二層構造の被毛を持っています。
みんなのブリーダーの調査によると、カットを楽しめる代表的な犬種は25種類以上あり、それぞれの犬種に適したスタイルがあります。愛犬の被毛タイプを把握した上で、最適なカットスタイルを選びましょう。
トイプードルの人気カットスタイル5選

トイプードルは日本で最も人気のある犬種の一つであり、カットスタイルのバリエーションも豊富です。シングルコートで毛が伸び続けるため、1〜1.5ヶ月に1回のトリミングが推奨されています。
テディベアカット:不動の人気No.1
テディベアカットは、トイプードルの定番中の定番スタイルです。頭と顔で一つの丸いフォルムを作り、まるでぬいぐるみ🛒のテディベアのような愛らしい印象に仕上げます。
このスタイルの魅力は、どんな顔立ちの子にも似合う万能さにあります。丸いフォルムが顔の特徴をカバーしてくれるため、初めてのトリミングでも失敗しにくいスタイルです。お手入れも比較的簡単で、毎日のブラッシング🛒で美しさをキープできます。
マッシュカット(きのこカット):SNSで話題
マッシュカットは、SNSで人気急上昇中のスタイルです。口元を丸く作り、頭と耳をつなげることで、きのこのようなシルエットに仕上げます。
頭部全体が丸く見えるため、正面から見ると非常にキュートな印象になります。耳の毛を伸ばして頭と一体化させるのがポイントで、個性的ながらも可愛らしさを演出できます。
ライオンカット:個性派スタイル
ライオンカットは、頭部から胸にかけての毛を長く残し、ボディはすっきり短くカットするスタイルです。まるでライオンのたてがみのような見た目が特徴で、夏場の暑さ対策としても人気があります。
ボディ部分が短くなるため、毛玉ができにくく、シャンプー🛒後のドライも楽になります。ただし、顔周りの毛は定期的なお手入れが必要です。
おパンツカット:後ろ姿がキュート
おパンツカットは、胸から腰までをすっきり短くし、おしり周りの毛にボリュームを持たせるスタイルです。ブルマーやパンツを履いているような丸いシルエットが特徴で、後ろ姿が非常に可愛らしく見えます。
特に女の子のトイプードルに人気のスタイルで、散歩中に後ろから見たときのキュートさが魅力です。
アフロカット:ゴージャスな印象
アフロカットは、頭部の毛をボリュームアップさせて丸く仕上げるスタイルです。毛量が多い子に特におすすめで、ゴージャスで華やかな印象を与えます。
みんなのブリーダーによると、トイプードル🛒のカットスタイルは季節や流行によってトレンドが変わりますが、テディベアカットは常に人気の上位を占めています。
ポメラニアンの人気カットスタイルと注意点
ポメラニアンは、ふわふわの被毛が魅力的な犬種です。しかし、ポメラニアンのカットには特に注意が必要です。
柴犬カット(豆柴カット):SNS人気No.1
柴犬カットは、ポメラニアンを柴犬や豆柴のような見た目に仕上げるスタイルです。体全体の毛を短くし、顔周りを丸くカットすることで、柴犬のようなシルエットになります。
ポメラニアンの立ち耳がそのまま活かされ、凛とした表情が魅力的です。SNSでも「柴ポメ」として人気を集めています。
テディベアカット:定番の可愛さ
ポメラニアンのテディベアカットは、丸いフォルムを活かした可愛らしいスタイルです。顔周りをふんわり丸く整え、ぬいぐるみ🛒のような印象に仕上げます。
ライオンカット:個性的でワイルド
顔周りにたてがみのように毛を残し、ボディは短くカットするスタイルです。夏場の暑さ対策にもなりますが、カットの程度には注意が必要です。
⚠️ ポメラニアンのカットは要注意
Dog salon Star seaによると、ポメラニアンは「グルーミング犬種」に分類され、本来カットをしなくても健康に生きていける犬種です。
最も注意すべきは「毛刈り後脱毛症」のリスクです。 バリカンで短く刈り込むと、その後毛が生えなくなってしまうケースが報告されています。特にポメラニアンにこのトラブルが多く見られます。
カットをする場合は、必ず経験豊富なトリマー🛒に相談し、毛を極端に短くしすぎないようにしましょう。サマーカットの危険性についても事前に理解しておくことが大切です。
シーズーの人気カットスタイル
シーズーはダブルコートの被毛を持ち、放置すると毛が伸び続けるため定期的なトリミングが必要です。ペットミーによると、月1回程度のカットが理想的とされています。
サマーカット:お手入れ簡単
全体を短くカットするサマーカットは、お手入れが最も簡単なスタイルです。暑い季節に涼しく過ごせるだけでなく、毛玉ができにくく、シャンプー後のドライも短時間で済みます。
ただし、冬季は静電気でホコリを引き寄せやすくなるため、保湿ケアを忘れずに行いましょう。
トップノットスタイル:エレガントな印象
頭頂部の毛を伸ばしてリボン🛒で結ぶトップノットスタイルは、シーズー本来の優雅さを活かしたスタイルです。フルコートを維持する場合にも適しており、目に毛が入らないようにケアできます。
テディベアカット:ぬいぐるみのような可愛さ
顔を丸く仕上げるテディベアカットは、シーズーにも人気のスタイルです。目周りをすっきりさせることで清潔感もアップし、涙やけの予防にも効果的です。
マルチーズの人気カットスタイル
マルチーズはシングルコート🛒で抜け毛が少なく、純白の美しい被毛が特徴です。1〜1.5ヶ月に1回のトリミングが推奨されています。
テディベアカット:定番人気
マルチーズのテディベアカットは、丸い顔が可愛らしく、お手入れも比較的簡単です。INUNAVIによると、テディベアカットはマルチーズの人気カットスタイルの中でも上位にランクインしています。
パピーカット:子犬のような愛らしさ
パピーカットは、成犬でも子犬のような幼さを残すスタイルです。毛がふわふわな子に特におすすめで、ぬいぐるみ🛒のような可愛らしさを演出できます。
毛質がふわふわな子は、毛が立ちやすくスタイルキープしやすいため、お耳は短く、お顔は丸く仕上げるのがおすすめです。
フレアスタイル:足元華やか
ボディは短めにカットし、足の毛を長く残すフレアスタイルは、シルキーな毛質のマルチーズに適しています。足元が華やかになり、動くたびに毛がなびく優雅な印象を与えます。
トップノットスタイル:優雅な印象
前髪を長く伸ばしてリボンで結ぶトップノットスタイルは、ショードッグのような優雅さを演出できます。シルキーな毛質の子に特におすすめです。
マルチーズは短くしすぎると体のラインが出やすく、丸刈りのようになってしまうため、毛足の流れを活かした短すぎないカットスタイルがおすすめです。定期的なブラッシングで美しい被毛を維持しましょう。
その他の人気犬種のカットスタイル
ビションフリーゼ:アフロカットが定番
ビションフリーゼといえば、真ん丸な頭が特徴的なアフロカットが定番です。頭の両サイドを短くして、センターを長く残すことで、特徴的な丸いシルエットを作ります。
ビションフリーゼのカットには5つのトリミング🛒ポイントがあり、アイライン、イマジナリーラインの作り方で魅力が大きく変わります。四肢の足先は太く、丸く見えるように仕上げるのがコツです。
ヨークシャーテリア:まん丸お顔が人気
ヨークシャーテリア(ヨーキー)は、「まん丸お顔カット」が定番の人気スタイルです。また、耳の毛を丸く整える「ミッキーマウスカット」も男の子・女の子問わず人気があります。
ヨーキーはマルチーズに近い毛質を持っているため、マルチーズのカットが得意なトリマーさんは、ヨーキーのカットも上手な傾向があります。
ミニチュアダックスフンド:ハイエナカット・ライオンカット
ミニチュアダックスフンドの中でも、ロングヘアードダックスはカットを楽しめます。背中の真ん中ラインだけを残し、他はバリカン🛒で短く刈り上げる「ハイエナカット」は、ワイルドでかっこいい印象を与えます。
また、耳や胸毛は残し、胴体のみを短くする「ライオンカット」も人気です。胴長の体型を活かした個性的なスタイルが楽しめます。
チワワ:たぬきカット・柴犬カット
チワワは基本的にトリミングが不要な犬種ですが、ロングコート🛒チワワはカットを楽しむことができます。
顔や耳周りを丸くし、体の毛にボリュームを残す「たぬきカット」は、その名の通りたぬきのような愛らしいシルエットになります。また、体全体の毛を短くし、顔周りを丸くカットする「柴犬カット(豆柴カット)」も、立ち耳を活かした人気スタイルです。
チワワの毛は一定の長さで伸びなくなるため、こまめなブラッシングと飾り毛を整える程度のお手入れで十分維持できます。
トリミングの頻度と料金相場
トリミングの頻度と料金は、犬種や毛の状態によって異なります。みんなのブリーダーの情報を参考に、目安をまとめました。
犬種別トリミング頻度の目安
| 犬種 | 推奨頻度 |
|---|---|
| トイプードル | 1〜1.5ヶ月に1回 |
| マルチーズ | 1〜1.5ヶ月に1回 |
| シーズー | 月1回程度 |
| ヨークシャーテリア | 月1回程度 |
| ポメラニアン | 2〜3ヶ月に1回(カットする場合) |
| シニア犬 | 2〜3ヶ月に1回(負担軽減のため) |
料金相場
トリミングの費用相場は以下の通りです:
中小型犬:5,000〜10,000円
大型犬:10,000〜16,000円
トイプードル:8,500〜12,000円
一般的なトリミングには、爪切り・耳掃除・肛門腺絞りが含まれていますが、サロンによってはオプション料金がかかる場合もあります。また、毛玉がある場合はプラス500円〜の追加料金が発生することがあります。
グルーミングサロンの選び方を参考に、愛犬に合ったサロンを見つけましょう。
失敗しないカットのオーダー方法
理想のカットスタイルを実現するためには、トリマーさんとのコミュニケーションが重要です。以下のポイントを押さえて、失敗を防ぎましょう。
1. 理想のスタイル写真を複数枚持参
希望のカットスタイルがある場合は、必ず写真を複数枚持参しましょう。正面・横・後ろなど、さまざまな角度の写真があると、トリマー🛒さんがイメージを掴みやすくなります。
2. 具体的な長さで伝える
「短めにしてください」といった曖昧な表現ではなく、「1cm切ってください」「3cm残してください」など、具体的な数値で伝えると失敗しにくくなります。
3. NGポイントも事前に伝える
「こうなるのは嫌」というNGポイントも、カウンセリング時にしっかり伝えておきましょう。苦手なスタイルを事前に共有することで、トリマー🛒さんも配慮しやすくなります。
4. 愛犬の毛質・顔立ちに合ったアドバイスを聞く
写真と全く同じに仕上げるのが難しい場合もあります。愛犬の毛質や骨格に合わせたアドバイスをしてくれるトリマーさんを選ぶと、より満足度の高い仕上がりになります。
5. SNSでサロンのカット実績を確認
InstagramなどのSNSで、サロンのカット実績をチェックしましょう。好みのスタイルを得意とするトリマーさんを見つけることが、理想のカットへの近道です。できれば担当トリマーを決められるお店がおすすめです。
季節に合わせたカットスタイルの選び方
季節によって、愛犬に適したカットスタイルは変わります。特にサマーカット🛒については、メリットとデメリットを理解した上で判断することが大切です。
夏のカット:サマーカットの注意点
PETOKOTOによると、サマーカットには以下のようなメリットとデメリットがあります。
メリット:
風が地肌まで届き涼しく感じる
お手入れが楽になる
毛玉ができにくくなる
皮膚トラブルを発見しやすくなる
デメリット:
紫外線による皮膚炎のリスク
ノミ・ダニ・蚊などの虫刺されリスク増加
毛質が変わる可能性(ゴワゴワになる)
冷房による冷えすぎ
毛刈り後脱毛症のリスク(特にポメラニアン🛒)
サマーカットをする場合は、最低でも1〜2cmは毛を残すことが推奨されています。全身ではなく、お腹や脇の下など部分的に行うのも効果的です。
夏のグルーミングでは、カット以外の暑さ対策も取り入れましょう。
冬のカット:保温を意識したスタイル
冬は毛量を増やして保温性を高めるスタイルがおすすめです。9月〜11月頃からはサマーカットを控え、被毛を伸ばしていきましょう。
冬季は静電気でホコリを引き寄せやすくなるため、乾燥対策と静電気防止にも注意が必要です。保湿スプレーやコンディショナーを活用して、被毛と皮膚のケアを行いましょう。
まとめ
愛犬のカットスタイル選びは、見た目の可愛さだけでなく、犬種の特性や被毛タイプを理解した上で行うことが大切です。
ポイントのおさらい:
トイプードルはテディベアカットが定番、バリエーション豊富
ポメラニアンは毛刈り後脱毛症に要注意、極端な短毛は避ける
シーズー・マルチーズ🛒は月1回程度のトリミングが理想
トリミング料金は中小型犬で5,000〜10,000円が相場
オーダー時は写真持参+具体的な長さ指定で失敗を防ぐ
サマーカットは1〜2cm残すのが安全
愛犬の毛質や顔立ちに合ったスタイルを見つけて、トリミングを楽しみましょう。定期的なグルーミングで、愛犬の健康と美しさを保ってあげてください。






