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犬を迎える準備:新しい家族との出会い

良いブリーダーの見つけ方と選び方

良いブリーダーの見つけ方と選び方の画像

ブリーダーから直接犬を迎えることは、ペットショップでの購入と比べて多くのメリットがあります。親犬を見られる、健康状態の確認がしやすい、中間マージンがなく適正価格で購入できるなどの利点があります。

しかし、すべてのブリーダーが信頼できるわけではありません。みんなのブリーダーによると、優良ブリーダーと悪質ブリーダーの見分け方を知ることが重要です。特に悪徳ブリーダーから購入すると、健康問題や社会化不足の子犬を迎えるリスクがあります。

この記事では、優良ブリーダーの見つけ方、選び方のチェックポイント、犬舎見学の方法、購入までの流れを詳しく解説します。犬を飼う前に考えるべき10のことと合わせて、信頼できるブリーダーを見つけましょう。

ブリーダーの探し方:信頼できる情報源

まずは、どこでブリーダーを探すかが重要です。

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おすすめのブリーダー探し方法

信頼性の高い探し方ランキング🛒

順位方法信頼度詳細
1位友人・知人の紹介★★★★★実際に飼育した経験談が聞ける
2位動物病院の紹介★★★★★獣医師が推薦するブリーダー
3位ドッグショー★★★★優良血統のブリーダーと直接会える
4位専門ブリーダーサイト★★★みんなのブリーダー、ブリーダーナビなど
5位SNS・ブログ★★情報の真偽確認が必要
6位一般検索サイト悪質業者も混在、要注意

ペットファミリー損保では、いくつかのブリーダーを比較検討し、慌てずにゆっくり選ぶことを推奨しています。

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主要ブリーダー紹介サイトの特徴

大手ブリーダーマッチングサイト比較:

サイト名特徴掲載数(目安)
みんなのブリーダー成約43万件、口コミ21万件子犬10,580頭、ブリーダー3,878人
ブリーダーナビ優良ブリーダー厳選、サポート充実多数掲載
愛犬ブリーダー直販価格、透明性重視多数掲載

これらのサイトは一定の審査基準を設けていますが、最終的には自分の目で確認することが重要です。

優良ブリーダーの見分け方:8つのチェックポイント

ペットの実家が推奨する優良ブリーダーの8つの見分け方を詳しく解説します。

1. 第一種動物取扱業の登録確認

必須の法的要件:

  • 都道府県への第一種動物取扱業登録が必要

  • 登録番号、営業種類、登録期限を記した標識を施設内に提示

  • 登録がない、または提示を拒むブリーダーは違法業者

確認方法: 訪問時に登録証の掲示を必ず確認し、登録番号をメモして都道府県のデータベースで照合することも可能です。

2. 飼育環境の清潔さと適切さ

優良ブリーダーの飼育環境:

チェック項目優良ブリーダー悪質ブリーダー
清潔さ常に清掃され、悪臭がない糞尿が放置され、強い悪臭
スペース十分な広さ、運動できる狭いケージに閉じ込め
照明・温度適切な明るさと温度管理過度に暗い、または暑い/寒い
水と食事新鮮な水、良質なフード水が汚い、安価なフード
社会化環境人や他の犬と触れ合える隔離されたまま

清潔な環境は犬の健康維持と感染症対策に直結します。

3. 生後56日規制の遵守

法律で定められた基準:

  • 動物愛護法により、生後56日(8週)未満の犬猫の販売は違法

  • 早期に親から離すと社会化不足、健康問題のリスク

  • この規制を守らないブリーダーは要注意

4. 親犬の確認可能性

親犬を見るメリット:

  • 成犬時のサイズ、毛色、容姿が予測できる

  • 性格傾向が把握できる(遺伝的要素)

  • 遺伝性疾患の有無が確認しやすい

  • 親犬の飼育状況から飼育方針がわかる

注意点: 感染症予防のため、あえて親犬を見せないという正当な理由もあります。その場合は写真や動画での確認を依頼しましょう。

5. 繁殖管理の適切さ

優良ブリーダーの繁殖基準:

項目推奨基準理由
母犬の出産年齢6歳まで高齢出産は母体と子犬のリスク増
出産回数6回まで過度な繁殖は母犬の健康を害する
出産間隔最低1年母体の回復期間が必要
扱う犬種数1〜3犬種に特化専門知識が深まる

少数犬種に集中するブリーダーは、その犬種特有の健康リスクを最小限に抑える知識があります。

6. 健康管理体制

優良ブリーダーの健康管理🛒

  • 遺伝子検査の実施(遺伝性疾患のスクリーニング)

  • ワクチン接種スケジュールの厳守

  • ワクチン接種証明書の発行

  • 血統書の適切な発行

  • 定期的な獣医師による健康診断

  • かかりつけ動物病院との連携

7. 透明性のあるコミュニケーション

良いブリーダーの対応:

評価項目優良ブリーダー悪質ブリーダー
価格公開明確に公表曖昧、または隠す
デメリット説明犬種の欠点も正直に話す良い面しか言わない
質問への回答詳細で丁寧曖昧、または回答拒否
見学対応歓迎、日時調整可能拒否、または渋る
契約書面で明確に口約束のみ

疑問や不安を感じた場合は、率直に質問し、納得できる回答が得られるかを確認しましょう。

8. アフターサポート体制

充実したアフターケアの内容:

  • 購入後の相談対応(しつけ、健康、食事など)

  • 緊急時の連絡体制

  • 定期的なフォローアップ

  • トラブル時の保証内容

  • 再購入時の割引やサポート

専門家に相談できる点は、ブリーダーから迎える大きなメリットです。

犬舎見学で確認すべきポイント

動物愛護法により、犬の購入前に必ず犬舎を見学することが義務付けられています。

見学予約の方法

見学予約の手順:

  1. 電話またはメールで見学希望を伝える

  2. 訪問日時を事前に調整(無断訪問は絶対NG)

  3. 家族構成、飼育環境、飼育経験を伝える

  4. 見たい犬種、希望条件を明確に

  5. 質問事項を事前にリストアップ

見学時のチェックリスト

犬舎見学で確認すべき項目:

カテゴリーチェック内容
施設全体清潔さ、広さ、照明、換気、温度管理
犬の状態健康状態、毛艶、目の輝き、活発さ
親犬性格、健康状態、飼育環境
兄弟犬社会性、遊ぶ様子、サイズ比較
スタッフ知識レベル、犬への接し方、対応
書類血統書、ワクチン証明、健康診断書

犬選びの基準も参考に、性格や相性を確認しましょう。

ブリーダーに聞くべき質問リスト

必須の質問15項目:

  1. 繁殖歴と経験年数は?

  2. この犬種の繁殖を何年続けていますか?

  3. 年間の繁殖回数と頭数は?

  4. 親犬の遺伝子検査結果を見せてもらえますか?

  5. この犬種特有の遺伝性疾患は何ですか?

  6. 親犬の性格と健康状態は?

  7. ワクチン接種スケジュールは?

  8. 社会化トレーニングはどのように行っていますか?

  9. 今までどんなフード🛒を与えていましたか?

  10. 保証内容と期間は?

  11. 購入後のサポート体制は?

  12. 引き渡し時期はいつ頃?

  13. 契約内容を事前に確認できますか?

  14. 過去の購入者の連絡先を教えてもらえますか?

  15. 返品・キャンセル条件は?

ブリーダー直販のメリットとデメリット

ブリーダーナビが解説するメリット・デメリットを詳しく見ていきます。

ブリーダー直販のメリット

主なメリット:

メリット詳細重要度
適正価格中間マージンなし、ペットショップより安い★★★★★
親犬確認成長後のイメージが掴める★★★★★
健康状態遺伝性疾患の確認がしやすい★★★★★
専門知識犬種特有の情報が豊富★★★★
アフターサポート長期的な相談ができる★★★★
社会化母犬と長く過ごせる環境★★★★
血統ドッグショーチャンピオンの血統も★★★

犬を飼う費用を抑えつつ、質の高い子犬を迎えられます。

ブリーダー直販のデメリット

注意すべきデメリット:

デメリット詳細対策
探す手間希望犬種のブリーダー探しに時間複数サイト活用
悪質業者のリスクブリーダーを装った繁殖業者も徹底した見極め
遠方の場合見学に時間と費用がかかるオンライン面談活用
即決できない予約待ちの場合も計画的な探索
複数犬種の比較困難1ブリーダーは1〜数犬種のみ複数ブリーダー訪問

悪質業者に注意し、悪徳ブリーダーの見分け方を必ず確認しましょう。

購入から引き渡しまでの流れ

ブリーダーからの購入プロセスを理解しておきましょう。

購入ステップ

標準的な購入フロー:

  1. ブリーダー探し(数週間〜数ヶ月)

- 希望犬種のブリーダーをリストアップ - 口コミ、評価を確認 - 複数のブリーダーに問い合わせ

  1. 見学予約

- 希望日時を調整 - 質問リストを準備 - 交通手段の確認

  1. 犬舎見学(1〜2時間)

- 施設全体を見せてもらう - 子犬と親犬を確認 - 質問をすべて聞く - 適性チェックリストで最終確認

  1. 検討期間(数日〜1週間)

- 家族で話し合い - 他のブリーダーと比較 - 条件の再確認

  1. 予約・契約

- 予約金の支払い(通常10〜30%) - 契約書の確認と署名 - 引き渡し日の決定

  1. 引き渡し準備

- 必需品の準備 - 飼育環境の整備 - 動物病院🛒の予約

  1. 引き渡し(生後8週以降)

- 残金の支払い - 書類の受け取り(血統書、ワクチン証明等) - 飼育指導を受ける - 緊急連絡先の確認

契約時の注意点

契約書で確認すべき項目:

  • 犬の詳細情報(犬種、性別、生年月日、マイクロチップ番号)

  • 販売価格と支払い方法

  • 引き渡し時期と方法

  • 健康保証の内容と期間

  • 遺伝性疾患の保証範囲

  • 返品・交換条件

  • アフターサポート内容

  • 禁止事項(転売、繁殖など)

書面での契約を交わさないブリーダーは避けるべきです。

まとめ:信頼できるブリーダーから健康な子犬を

ブリーダーから犬を迎えることは、適切な選択をすれば素晴らしい経験となります。

優良ブリーダー選びの最重要ポイント:

  1. ✅ 第一種動物取扱業の登録証を提示している

  2. ✅ 清潔で適切な飼育環境を維持

  3. ✅ 生後56日規制を遵守

  4. ✅ 親犬を見せてくれる(または正当な理由を説明)

  5. ✅ 適切な繁殖管理(6歳6回まで)

  6. 健康管理🛒が徹底(遺伝子検査、ワクチン)

  7. ✅ 透明性が高く、質問に丁寧に答える

  8. ✅ アフターサポート体制が充実

ブリーダー選びの最終チェックリスト:

  • 複数のブリーダーを比較検討した

  • 犬舎を実際に見学した

  • 親犬の状態を確認した

  • 質問にすべて納得できる回答を得た

  • 契約内容を理解し同意した

  • 犬を飼う費用の準備ができている

  • 犬を飼える適性がある

ブリーダーからの購入に不安がある場合は、ペットショップ保護犬譲渡も検討してください。

どの方法を選んでも、犬を迎える準備を万全にして、幸せな犬との生活を始めましょう。純血種とミックス子犬と成犬の選択も含めて、総合的に判断することが大切です。

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