留守番中の愛犬の様子が気になる飼い主にとって、ペットカメラ(見守りカメラ🛒)は心強い味方です。外出先からスマホでリアルタイムに愛犬の様子を確認でき、双方向通話で声をかけることもできます。本記事では、ペットカメラの選び方、おすすめの機能、効果的な設置方法について詳しく解説します。
ペットカメラとは?
インターネットに接続したカメラを自宅の好きな場所に設置し、カメラとスマートフォンのアプリを接続させることでペットのリアルタイム映像を携帯で見ることができます。

ペットカメラの主な用途
留守番中の見守り:愛犬が無事に過ごしているか確認
いたずら防止:家具を壊したり、危険な行動をしているときに声で制止
分離不安の軽減:飼い主の声を聞かせることで安心させる
体調チェック:食欲や元気の有無を確認
防犯対策:人間の侵入者も検知できる
留守番環境については快適な留守番環境をつくる5つのポイントも合わせてご参照ください。
必須機能とおすすめ機能

必須機能
1. HD以上の高画質
HDやフルHDの解像度に対応したモデルが多く、フルHDモデルは映像をよりきれいに撮影できます。愛犬の表情や様子を細かく確認するには、最低でもHD(720p)、できればフルHD(1080p)以上がおすすめです。
| 解像度 | 画質 | 用途 |
|---|---|---|
| 720p(HD) | 標準 | 基本的な見守り |
| 1080p(フルHD) | 高画質 | 表情まで確認したい |
| 1440p(2K) | 超高画質 | 細部まで鮮明 |
| 2160p(4K) | 最高画質 | プロ仕様(データ量大) |
2. Wi-Fi接続機能
外出先からスマホで確認するには、Wi-Fi経由でインターネット接続できることが必須です。ただし、自宅だけでなく外出先のWi-Fi環境が整っていないと映像の確認や音声通話ができないため注意しましょう。モバイルデータ通信でも視聴できます。
3. 専用スマホアプリ
直感的に操作できる使いやすいアプリであることが重要です。日本語対応、通知機能、複数デバイスでの共有などがあると便利です。
おすすめ機能
4. 自動追尾機能
歩いたり走ったりと動き回る犬や猫の動きを追うようにカメラが動き、留守番している様子を撮影できます。固定カメラ🛒だと画面から犬が消えてしまうことがありますが、自動追尾機能があれば常に愛犬を画面中央に捉え続けられます。
5. 首振り機能(パン・チルト)
広範囲を撮影したい場合は、カメラが左右(パン)・上下(チルト)に動く機能が便利です。広視野角に対応しているモデルや360°方向に首を振れるモデルであれば、ケージやサークルに入っていないペットの撮影もしやすくなります。
首振り範囲の目安:
水平:300~360°
垂直:90~110°
6. 暗視機能(ナイトビジョン)
日が落ちて暗くなっても、飼い主の帰宅を待つペットをしっかりとカメラで捉えられます。赤外線LEDを使った暗視機能があれば、真っ暗な部屋でも愛犬の様子を確認できます。
7. 双方向音声通話
外からでもペットとコミュニケーションをとることができ、いたずらをしようとしているときなど、声をかけて制止するといった使い方も可能です。飼い主の声を聞くことで、犬が落ち着くこともあります。
音質のポイント:
スピーカー出力:クリアに聞こえるか
マイク感度:犬の鳴き声を拾えるか
エコーキャンセル:音が反響しないか
8. 動体検知・通知機能
犬が動いたときや、異常な動きがあったときにスマホに通知が届く機能です。常に画面を見ていなくても、必要なときだけチェックできるため便利です。
9. 温度センサー
室温をチェックでき、部屋を快適な状態に保ちやすくなります。夏場の熱中症予防や冬場の低体温症予防に役立ちます。設定温度を超えたら通知が来る機能があると安心です。
10. 自動給餌・おやつ機能
一部のペットカメラ🛒には、遠隔操作でおやつを与えられる機能が付いています。スマホから操作して、愛犬にご褒美をあげることができます。
あると便利な機能
録画機能:SDカード、クラウドに映像を保存
タイムラプス動画:1日の様子をダイジェスト再生
スケジュール録画:指定時間帯だけ録画
複数カメラ対応:1つのアプリで複数のカメラを管理
顔認識・ペット認識:特定のペットだけを追跡
人気のおすすめペットカメラ(2025年)
「Anker Eufy Indoor Cam C220」は、明るさを問わず高画質で撮影でき、動体検知の精度も高いのが魅力です。
「Panasonic HDペットカメラ KX-HDN215」は特殊な吸盤を使った転倒防止機能があり、ペットにいたずらされても倒れにくく、水平方向に360度映像を確認できます。
「SecuSTATION カメまる 見守りカメラ MQ53A」は、画質や撮影範囲、動体検知など基本の機能を備えたうえで、温度センサー付きの商品です。
| 製品名 | 主な特徴 | 価格帯 |
|---|---|---|
| Anker Eufy Indoor Cam C220 | 高画質、動体検知精度高 | 5,000円前後 |
| Panasonic KX-HDN215 | 360度撮影、転倒防止 | 15,000円前後 |
| SecuSTATION MQ53A | 温度センサー付き | 10,000円前後 |
※価格は目安であり、販売店や時期により変動します
設置場所の選び方
基本的な設置場所
部屋全体が見える場所に設置をする(天井や壁の高い位置)が推奨されています。
具体的な設置場所のポイント:
猫や犬などよく動くペットの場合は高い位置で部屋全体が見渡せる場所、インコやハムスターなどケージで飼っているペットの場合はケージの前、1日を通して逆光にならない場所が適しています。
設置場所ごとのメリット・デメリット
| 設置場所 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 天井・壁の高い位置 | 部屋全体を見渡せる | 設置が難しい、配線が大変 |
| 棚の上 | 設置が簡単、電源確保しやすい | 視野角が限られる |
| テレビ台 | 目線に近い映像 | ペットがぶつかりやすい |
| ケージの前 | ケージ内を詳細に確認 | 部屋全体は見えない |
設置時の注意点
ペットが部屋で遊んでいる時に、ぶつかってしまいそうな場所は避けるようにしましょう。ペットの通り道には置かない、なるべく目立たないようにするなど、ペットの性格に合わせて調整しましょう。
床に設置する場合、ペットがコードをいじらないようにケーブルカバーをかけることをおすすめします。
その他の注意点:
逆光を避ける:窓の前に置くと、犬が黒く映って見えにくい
電源の確保:コンセントが近くにあるか確認
Wi-Fi電波強度:ルーターから遠すぎると接続が不安定
プライバシー:来客時に見られたくない場所は避ける
複数台設置:広い家や複数の部屋で飼っている場合
初期設定と使い方
1. アプリのダウンロード
製品に対応した専用アプリをスマホにダウンロードします。App StoreまたはGoogle Playで検索してインストールします。
2. アカウント作成
アプリを開き、メールアドレスとパスワードでアカウントを作成します。
3. カメラの電源ON
カメラをコンセントに接続し、電源を入れます。起動音が鳴ったり、LEDランプが点灯したりします。
4. Wi-Fiに接続
アプリの指示に従って、カメラを自宅のWi-Fiに接続します。QRコードをカメラ🛒に読み取らせる方式が一般的です。
5. 設置と角度調整
設置場所を決めたら、カメラの角度を調整します。アプリのライブ映像を見ながら、愛犬がしっかり画面に映る位置に合わせます。
6. 各種設定
動体検知の感度
通知のON/OFF
録画設定
温度アラート(温度センサー付きの場合)
7. 家族と共有
複数のスマホでカメラを共有したい場合は、アプリの共有機能を使います。家族みんなで愛犬を見守れます。
使用上の注意点とトラブル対策
セキュリティ対策
ハッキングされないよう、パスワードの設定やソフトウェアのアップデートをこまめに行いましょう。
具体的な対策:
強固なパスワード:初期パスワードは必ず変更
二段階認証:対応している製品は有効化
ファームウェアの更新:メーカーからアップデートが来たらすぐ適用
信頼できるメーカー:無名の安価な製品は避ける
技術的な注意事項
無線式の防犯、ペットカメラをご利用する場合、必ず工事設計認証番号を取得している製品をお選び下さい。日本国内で合法的に使用できる電波を使っている証明です。
トラブルシューティング
映像が途切れる・カクカクする:
Wi-Fi電波が弱い → ルーターを近づける、中継器を設置
通信量が多い → 画質を下げる
同時接続数が多い → 他のデバイスを切断
動体検知の誤作動:
感度が高すぎる → 感度を下げる
カーテンの揺れに反応 → 検知エリアを調整
音声が途切れる:
通信が不安定 → Wi-Fi環境を改善
スピーカー・マイクの故障 → メーカーに問い合わせ
カメラ🛒が動かない:
首振り機能の不具合 → 再起動、初期化
物理的な障害 → 設置場所を変更
騒音対策としての活用も検討される方は吠え声と足音の対策もご覧ください。
ペットカメラのメリットとデメリット
メリット
安心感:外出先でも愛犬の様子を確認できる
早期発見:体調不良や事故にすぐ気づける
分離不安の軽減:声をかけて安心させられる
記録として:かわいい瞬間を録画・写真撮影できる
防犯効果:空き巣などの抑止力にもなる
デメリット
初期費用:5,000~30,000円程度の投資が必要
ランニングコスト:クラウド録画は月額課金の場合も
Wi-Fi必須:ネット環境がないと使えない
プライバシー:ハッキングのリスクがゼロではない
依存性:頻繁にチェックしすぎて仕事に集中できない
総合的な住環境については犬と暮らす家づくり:安全で快適な住環境の親記事もご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q1. ペットカメラは何台設置すべきですか?
基本的には1台で十分ですが、広い家や複数の部屋で犬を飼っている場合は、主要な部屋に1台ずつ設置するのがおすすめです。リビング、寝室、ケージのある部屋などに設置すると死角がなくなります。最近は1つのアプリで複数台のカメラを管理できる製品も多いので、必要に応じて増設しましょう。
Q2. クラウド録画と本体録画(SDカード)、どちらがいいですか?
両方にメリット・デメリットがあります。SDカードは月額費用がかからず、通信量も気にしなくていいですが、カメラが壊れたり盗まれたりすると録画データも失われます。クラウド録画は月額費用がかかりますが、データが安全に保存され、どこからでもアクセスできます。できれば両方に対応した製品を選び、重要な場面だけクラウドに保存する使い方がおすすめです。
Q3. ペットカメラの電気代はどれくらいですか?
一般的なペットカメラの消費電力は5~10W程度です。24時間つけっぱなしでも月額100~200円程度の電気代で済みます。エアコンと比べれば非常に安いので、電気代を気にせず常時起動しておくことをおすすめします。
Q4. 留守番中、常にペットカメラで監視するのは犬にストレスですか?
カメラ自体は音も出さず、犬にはほとんど認識されないため、ストレスにはなりません。ただし、飼い主が頻繁に双方向通話で声をかけすぎると、かえって落ち着かなくなる犬もいます。声かけは本当に必要なとき(危険な行動をしているとき)だけに留め、普段は静かに見守るのが理想です。
Q5. ペットカメラがあれば長時間の留守番でも大丈夫ですか?
ペットカメラはあくまで「見守り」ツールであり、長時間留守番の問題を根本的に解決するものではありません。カメラで確認はできても、物理的に世話をすることはできないため、食事、水、トイレ、運動などのケアは別途必要です。8時間以上の留守番になる場合は、ペットシッターや自動給餌器🛒の併用も検討しましょう。
まとめ:ペットカメラで安心の留守番環境を
ペットカメラは、留守番中の愛犬を見守る心強いツールです。選ぶ際のポイントは:
必須機能:HD画質、Wi-Fi接続、使いやすいアプリ
おすすめ機能:自動追尾、暗視、双方向通話、温度センサー
設置場所:部屋全体が見える高い位置、逆光を避ける
セキュリティ:強固なパスワード、ソフトウェアの更新
適切なペットカメラを選び、正しく設置することで、外出先からでも愛犬の様子を確認でき、安心して仕事や用事に集中できます。ペットカメラを活用して、愛犬との快適な共同生活を実現しましょう。





