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犬種図鑑:あなたにぴったりの犬種を見つける|2026年最新版

庭づくり:犬に安全なガーデニング

庭づくり:犬に安全なガーデニングの画像

愛犬と過ごせる庭があると、犬の運動不足解消🛒やストレス発散に役立ちます。しかし、庭には犬にとって危険な植物や脱走のリスクなど、さまざまな安全上の問題が潜んでいます。

犬が食べても安全な植物とは?犬にも危険のないガーデニング方法によると、犬はしばしば庭に生えている植物を食べてしまうため、有毒植物を避けた庭づくりが重要です。また、犬の脱走防止のために!万が一に備えるお庭の対策ポイント3つでは、脱走が起こった場合、交通事故に遭う危険や、近隣住民に危害を与える可能性があると警告しています。

本記事では、犬が安全に過ごせる庭づくりの方法を、フェンス選び、床材選び、植物選びの観点から詳しく解説します。犬と暮らす家づくり全般については犬と暮らす家づくり:安全で快適な住環境もあわせてご覧ください。

犬の庭づくりで最優先すべき安全対策

脱走防止フェンスの設置

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犬を庭で遊ばせる際、最も重要なのが脱走防止のためのフェンスです。犬用フェンス完全解説!犬種や大きさに合った選び方を参考に、適切なフェンス選びのポイントを解説します。

フェンスの高さ

犬種によってジャンプ力が異なるため、愛犬の能力に合わせた高さが必要です:

犬のサイズ推奨フェンス高さ理由
小型犬(チワワ、ダックスフンドなど)120cm以上ジャンプすることを考慮
中型犬(柴犬、コーギーなど)150cm以上助走をつけて跳躍する可能性
大型犬(ゴールデンレトリバー、ラブラドールなど)180cm以上高いジャンプ力を持つ
超大型犬(グレートデーンなど)200cm以上立ち上がると非常に高い
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フェンスは何にする?自宅の庭にドッグランを設置するポイントによると、「これくらいで大丈夫だろう」という甘い見積もりは禁物で、愛犬が本気でジャンプした場合を想定する必要があります。

フェンスの隙間

隙間から犬がすり抜けて脱走するケースも多発しています

  • 70mm以下:一般的な犬がすり抜けにくい幅

  • 50mm以下:小型犬に推奨される隙間幅

  • 愛犬の頭が通らない幅:最も確実な基準

隙間が広いと、小型犬や子犬が簡単にすり抜けてしまいます。また、頭が通ってしまうと首が挟まる事故のリスクもあります。

フェンスの素材

メッシュフェンス

  • 視界が開けて圧迫感がない

  • 軽量で設置しやすい

  • 錆びにくいアルミ製がおすすめ

木製フェンス

  • 自然な風合いで庭に馴染む

  • 隙間を調整しやすい

  • 定期的な防腐処理が必要

アルミ製フェンス

  • 耐久性が高い

  • メンテナンスがほぼ不要

  • デザインが豊富

フェンス下の隙間対策

愛犬・愛猫の屋外への脱走防止対策にはフェンスや門扉を有効活用によると、フェンス下に隙間があると犬が穴を掘って脱走してしまいます。

対策方法:

  1. 固まる土を敷く - フェンス下に沿って壁を作る

  2. コンクリートブロックを埋める - 地中に埋めて掘削を防止

  3. 金網を地中に埋める - 深さ30cm程度埋め込む

  4. レンガやブロックを並べる - フェンス際に配置

門扉(ゲート)の選び方

門扉は人の出入りの際に犬が飛び出す危険ポイントです:

  • 二重扉タイプ - 内側と外側に2つの門扉を設置

  • 自動閉鎖機能 - 閉め忘れ防止

  • 高さ - フェンスと同じ高さを確保

  • ロック機能 - 犬が開けられないタイプ

床材選び:人工芝 vs 天然芝 vs その他

犬が走り回る庭の床材選びは、犬の足腰への影響や管理の手間を大きく左右します。犬が過ごすお庭に天然芝を敷くメリットとは?人工芝との比較人工芝を犬用・ドッグラン用に敷くメリット&デメリット!を参考に比較します。

天然芝

メリット:

  • 犬の肉球や関節に優しい天然のクッション🛒

  • 夏場でも熱くなりにくい(表面温度が低い)

  • 自然な見た目と質感

  • 犬が芝を食べても安全

デメリット:

  • 定期的な芝刈りや水やりが必要

  • 雨上がりに泥だらけになりやすい

  • 犬の排泄物で枯れることがある

  • ノミ・ダニが発生しやすい

  • 雑草が生えやすい

おすすめの犬:

  • 肉球が弱い犬

  • 関節疾患を持つ犬

  • 高齢犬

人工芝

メリット:

  • メンテナンスがほぼ不要(芝刈り・水やり不要)

  • 1年中美しい緑を保てる

  • 雨上がりでも泥だらけにならない

  • 雑草や害虫の発生を防げる(防草シート使用時)

デメリット:

おすすめの犬:

  • 活発に走り回る犬

  • メンテナンスの手間を減らしたい飼い主

人工芝を選ぶ際のポイント:

  • パイル長35mm以上 - クッション🛒性を確保

  • 密度が高いもの - 耐久性が高い

  • 防草シート付き - 雑草の侵入を防ぐ

  • 水はけが良いもの - おしっこがたまらない

ウッドチップ

メリット:

  • クッション性が高く、関節に優しい

  • 自然な見た目

  • 水はけが良い

デメリット:

  • 定期的な補充が必要

  • 犬が食べてしまう可能性

  • 風で飛散することがある

砂利・砕石

メリット:

  • 水はけが非常に良い

  • メンテナンス不要

  • 雑草が生えにくい

デメリット:

  • 肉球を傷つける可能性

  • 夏場は高温になる

  • 足腰への負担が大きい

コンクリート・タイル

メリット:

  • 掃除が簡単

  • 耐久性が高い

デメリット:

  • クッション性が全くない(関節に負担大)

  • 夏場は非常に高温になる

  • 滑りやすく転倒の危険

犬にはおすすめしません。

犬に有毒な植物を避ける

犬に危険な植物・観葉植物は?室内や庭、お散歩時に要注意!お庭で犬が食べると危険な植物|外構工事ガーテリアを参考に、庭に植えてはいけない有毒植物をリストアップします。

絶対に植えてはいけない有毒植物

植物名有毒部位主な症状
スイセン全体(特に球根)嘔吐、下痢、血圧低下、心不全
スズラン全体嘔吐、不整脈、けいれん、死亡の可能性
アジサイ葉・つぼみ嘔吐、痙攣、呼吸困難
ユリ全体腎不全、嘔吐、食欲不振
チューリップ球根嘔吐、下痢、よだれ
シクラメン球根・根嘔吐、下痢、けいれん
ポインセチア樹液口内炎症、嘔吐、皮膚炎
ツツジ・シャクナゲ全体嘔吐、呼吸困難、血圧低下
イチイ種子・葉心臓への影響、けいれん
ソテツ種子・若葉肝不全、神経症状

これらの植物は既に庭に植えられている場合、即座に撤去するか、犬が絶対に近づけないよう柵で囲む必要があります。詳しくは要注意!犬に有毒な観葉植物リストもご覧ください。

犬が食べても安全な植物

犬が食べても安全な植物とは?犬にも危険のないガーデニング方法によると、以下の植物は犬にとって安全です:

花・草花:

  • パンジー

  • ビオラ

  • マリーゴールド

  • ペチュニア

  • サンパチェンス

ハーブ(虫除け効果もあり):

観葉植物:

  • パキラ

  • ベンジャミン

  • オリーブ

  • ガジュマル

ただし、「安全」とされる植物でも、大量に食べると消化不良を起こす可能性があります。また、肥料や農薬に有害物質が含まれていることもあるため、犬が植物を食べないようしつけることが基本です。

庭を犬のドッグランにする際の注意点

日陰の確保

夏場の熱中症予防のため、日陰スペースは必須です:

  • パラソル

  • シェード(日よけ)

  • 木陰(大きな木を植える)

  • 屋根付きスペース

水飲み場の設置

いつでも新鮮な水が飲めるよう、庭に水飲み場を設置します。

排泄エリアの設定

庭全体がトイレになると掃除が大変です。特定のエリアを排泄場所として設定し、そこにトイレシート🛒や砂利を敷くと管理しやすくなります。

危険物の撤去

  • ガーデニング用品 - 肥料、農薬、除草剤は犬が触れない場所に保管

  • 工具類 - 鋏、鎌などの刃物は片付ける

  • 小石 - 誤飲の危険があるため取り除く

  • ガラス片 - 割れた植木鉢などは即座に処分

脱走ルートの確認

実際に犬を庭に出す前に、以下をチェックします:

  • フェンスの隙間や破損箇所

  • フェンス下の隙間

  • 門扉の閉まり具合

  • 隣の庭への移動ルート

  • 排水溝や側溝

犬の庭づくりでよくある失敗例

失敗例1:フェンスの高さが不十分

「小型犬だから低めのフェンスで大丈夫」と考えて60cmのフェンスを設置したところ、犬がジャンプして簡単に飛び越えてしまった。

対策: 小型犬でも120cm以上のフェンスが必要。

失敗例2:人工芝で肉球を火傷

夏場に人工芝の庭で遊ばせたところ、表面温度が60℃以上になり、犬が肉球を火傷してしまった。

対策: 夏場は早朝・夕方に使用するか、人工芝に水をまいて冷やす。

失敗例3:有毒植物を知らずに植えていた

庭に植えていたスズランを犬が食べて中毒症状を起こし、緊急搬送された。

対策: 庭づくりの前に、既存の植物が犬にとって安全か確認する。

失敗例4:フェンス下を掘って脱走

フェンスは高さ十分だったが、フェンス下に隙間があり、犬が穴を掘って脱走してしまった。

対策: フェンス下に固まる土やコンクリートブロックを埋める。

失敗例5:門扉の閉め忘れ

宅配便の受け取りで門扉を開けたまま対応したところ、犬が飛び出して道路に出てしまった。

対策: 二重扉タイプや自動閉鎖機能付きの門扉を設置。

庭づくりの費用目安

犬のための庭づくりにかかる費用の目安:

項目費用目安
フェンス設置(10m)15万円~40万円
門扉設置5万円~15万円
人工芝敷設(30㎡)15万円~30万円
天然芝敷設(30㎡)5万円~10万円
ウッドチップ敷設(30㎡)3万円~6万円
シェード設置2万円~10万円
給水設備1万円~5万円

DIYで行えば費用を大幅に削減できますが、フェンスなどは専門業者に依頼した方が安全性が高まります。

DIY vs 業者依頼

DIYに向いている作業

  • ウッドチップや砂利の敷設

  • 簡易的な柵の設置

  • シェードやパラソルの設置

  • 植物の植え替え

業者に依頼すべき作業

  • 高いフェンスの設置(安全性・強度が重要)

  • 人工芝の敷設(整地・防草シート・水はけ処理が必要)

  • 門扉の設置

  • コンクリート工事

よくある質問(FAQ)

賃貸住宅でも犬のための庭づくりはできますか?

賃貸の場合、大掛かりな工事は難しいですが、以下の方法で対応できます:

  • 置くだけの簡易フェンス(固定しない)

  • 人工芝マット🛒(敷くだけタイプ)

  • プランターで安全な植物を育てる

ただし、必ず大家さんや管理会社に確認してください。

既に庭に有毒植物が植えられています。どうすればいいですか?

以下の対策から選択してください:

  1. 撤去する(最も安全)

  2. 犬が絶対に近づけないよう柵で囲む

  3. 鉢植えに移して高い場所に移動

撤去が難しい場合は、物理的に犬がアクセスできないようにすることが重要です。

人工芝と天然芝、どちらがおすすめですか?

犬の年齢・健康状態と飼い主のライフスタイルによります:

人工芝がおすすめ:

  • 忙しくてメンテナンスの時間が取れない

  • 活発な若い犬

  • 雨上がりの泥汚れを避けたい

天然芝がおすすめ:

  • 肉球が弱い犬

  • 関節疾患を持つ犬

  • 高齢犬

  • 庭の手入れを楽しめる飼い主

小型犬でもフェンスは高くする必要がありますか?

はい、必要です。小型犬はジャンプ力が高く、また体が軽いため高い位置まで飛び上がることができます。最低でも120cm以上のフェンスを推奨します。

庭に池や水場を作っても大丈夫ですか?

深さのある池は溺死のリスクがあるため避けてください。どうしても作りたい場合は:

  • 深さ10cm以下の浅い水場にする

  • 柵で囲んで犬が入れないようにする

  • 常に監視下に置く

まとめ

犬に安全な庭づくりのポイント:

  1. 脱走防止フェンス - 高さ120cm以上、隙間50~70mm以下

  2. 床材選び - 人工芝か天然芝がおすすめ(犬の状態に応じて選択)

  3. 有毒植物の排除 - スイセン、スズラン、アジサイなどは絶対に植えない

  4. 日陰と水飲み場 - 熱中症予防のため必須

  5. 定期的な安全チェック - フェンスの破損、植物の成長状況を確認

愛犬が安全に楽しく遊べる庭は、犬の健康と幸せに大きく貢献します。初期投資は必要ですが、長い目で見れば犬の運動不足解消🛒やストレス発散に非常に有効です。

犬が安全に暮らせる住環境づくりの総合的な情報は、犬と暮らす家づくり:安全で快適な住環境でご紹介しています。

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