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夏の運動は危険!犬の熱中症を防ぐ時間帯と対策

夏の運動は危険!犬の熱中症を防ぐ時間帯と対策の画像

夏場の散歩は愛犬にとって命に関わる危険があります。アニコム損保によると、イギリスの研究では犬の熱中症🛒の原因の67.5%が散歩であることが判明しています。本記事では、夏の運動で熱中症を防ぐための時間帯選びと対策を詳しく解説します。

犬が熱中症になりやすい理由

体温調節の仕組み

夏の運動は危険!犬の熱中症を防ぐ時間帯と対策の画像2

犬は人間のように全身で汗をかくことができません。体温を下げる方法は主にパンティング(ハァハァと口を開けて呼吸すること)に頼っています。Virbacによると、高温多湿の環境ではこの方法では十分に体温を下げられず、熱中症になりやすいのです。

愛犬の運動についてもっと詳しく知りたい方は、犬の運動ガイドもご参照ください。

地面からの輻射熱

犬は人間より地面に近いため、アスファルト🛒からの輻射熱をダイレクトに受けます。真夏のアスファルトは50〜60℃にも達し、肉球のやけどの原因にもなります。

夏の運動は危険!犬の熱中症を防ぐ時間帯と対策の画像

熱中症リスクが高まる条件

条件危険度対策
気温25℃以上要注意短時間で切り上げる
気温28℃以上危険散歩を避ける
湿度70%以上危険室内運動に切り替え
直射日光下非常に危険日陰を選ぶ

安全な散歩の時間帯

PDSAのガイドラインによると、夏場の散歩は以下の時間帯がおすすめです。

早朝(8時前)

夕方以降(17時以降)

  • 日が傾き気温が下がる

  • ただしアスファルトはまだ熱い可能性あり

  • 完全に日が落ちてからがベスト

Cornell大学獣医学部では、10時〜16時の時間帯は最もリスクが高いとして散歩を避けることを推奨しています。

アスファルトの温度チェック方法

7秒ルール

地面に手のひらを7秒間当ててみてください。熱くて手を置いていられない場合は、愛犬の肉球にも危険な温度です。

気温アスファルト温度(目安)
25℃52℃
30℃57℃
35℃65℃以上

みんなのブリーダーによると、夕方でもアスファルトは冷めるまで数時間かかるため、日没後も注意が必要です。

熱中症になりやすい犬種

日本動物愛護協会によると、以下の犬種は特に注意が必要です。

短頭種(鼻ぺちゃ犬)

  • パグ

  • フレンチブルドッグ

  • ブルドッグ

  • ボストンテリア

  • シーズー

気道が狭く、効率的にパンティングができないため、熱がこもりやすい特徴があります。

ダブルコートの犬種

二重の被毛が熱を逃しにくくします。

その他のハイリスク

  • 子犬・シニア犬

  • 肥満の犬

  • 心臓病や呼吸器疾患のある犬

  • 黒い毛色の犬

熱中症の症状と見分け方

初期症状

  • 激しいパンティング

  • よだれが多い

  • 舌や歯茎が赤い

  • 心拍数の上昇

  • 元気がない

重症のサイン

症状危険度
ぐったりしている緊急
嘔吐・下痢緊急
歯茎が青紫色非常に危険
意識がない生命の危機
痙攣生命の危機

Chewyによると、小型犬では初期症状からわずか5分で重症化することもあります。

熱中症の応急処置

覚えておくべき3つのポイント

1. 日陰に移動

まずは直射日光を避け、涼しい場所へ移動させます。

2. 体を冷やす

  • 常温の水を体にかける(氷水は逆効果)

  • 首、脇の下、内ももなど太い血管のある部位を重点的に

  • 濡れタオルを当てる

3. 風を送る

濡れた体に扇風機やうちわで風を当て、気化熱で冷却効果を高めます。

注意:冷やしすぎると低体温症のリスクがあるため、体温が39℃程度まで下がったら冷却を中止します。

応急処置後は必ず動物病院を受診しましょう。

夏の散歩対策グッズ

必須アイテム

  • 携帯用水筒・給水ボウル:こまめな水分補給に

  • クールベスト:体温上昇を抑える

  • 犬用靴🛒:熱いアスファルトから肉球を守る

  • 保冷剤:緊急時の冷却用

あると便利なアイテム

  • ポータブル扇風機🛒

  • 日よけ付きカート

  • 霧吹きスプレー

室内でできる運動の代替案

暑すぎる日は無理に散歩に行かず、室内で運動させましょう。

これらは体への負担が少なく、エアコンの効いた室内で安全に楽しめます。

よくある質問(FAQ)

何度以上なら散歩をやめるべきですか?

気温28℃以上、または湿度が高い日は散歩を控えることをおすすめします。気温25℃でも直射日光下や湿度が高い場合は注意が必要です。

短い散歩なら大丈夫ですか?

短時間でも熱中症のリスクはあります。5分程度の排泄目的の外出でも、時間帯と地面の温度には注意してください。

水をたくさん飲ませれば大丈夫ですか?

水分補給は重要ですが、それだけでは熱中症を防げません。時間帯の選択、日陰の確保、適切な休憩が必要です。

毛を短くカットすれば涼しくなりますか?

一概には言えません。被毛には日光から皮膚を守る役割もあるため、極端なカットは逆効果になることも。獣医師に相談しましょう。

まとめ:愛犬の命を守る夏の運動ルール

夏の散歩は時間帯選びが命を守る鍵です。早朝8時前か夕方17時以降の涼しい時間を選び、アスファルト🛒の温度を必ずチェックしましょう。熱中症の初期症状を見逃さず、異変を感じたらすぐに冷却と病院受診を。暑すぎる日は無理せず、室内運動で愛犬の健康を守りましょう。

愛犬とのアクティブライフについてもっと知りたい方は、犬の運動完全ガイドもぜひご覧ください。

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