はじめに
コーギー🛒は、ぷりっとした可愛らしいお尻と短い足で世界中で愛されている犬種です。特にウェルシュ・コーギー・ペンブロークとウェルシュ・コーギー・カーディガンの2種類が存在し、どちらも牧畜犬として活躍してきました。この記事では、コーギーの魅力と、胴長短足体型ゆえの健康上の注意点について詳しく解説します。

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基本情報
| 項目 | ペンブローク | カーディガン | 原産国 |
|---|---|---|---|
| イギリス(ウェールズ) | イギリス(ウェールズ) | サイズ | 中型犬 |
| 中型犬 | 体高 | 25~30cm | 27~32cm |
| 体重 | 9~12kg | 11~17kg | 尻尾 |
| 短い(断尾または生まれつき短い) | 長い | 寿命 | 12~14年 |
| 12~15年 |
ペンブロークは英国王室に愛された犬種として有名で、エリザベス2世女王が生涯で30頭以上のペンブロークを飼育していました。

魅力
キュートなお尻
コーギー🛒最大の魅力は、そのぷりっとした丸いお尻です。短い尻尾(または断尾)により、お尻の丸さが強調され、歩くたびにプリプリと揺れる姿は多くの人を魅了しています。
短い足と胴長体型
短い足でトコトコと歩く姿は非常に愛らしく、独特の体型は牧畜犬としての機能性から生まれたものです。
表情豊か
大きな耳と愛らしい顔立ち、豊かな表情でコミュニケーションをとります。笑顔のような「コーギースマイル」は有名です。
賢く活発
牧畜犬としての歴史から、知能が高く訓練性に優れています。活発でエネルギッシュな性格も魅力です。
性格
明るく陽気
非常に明るく社交的な性格で、家族と一緒にいることを好みます。
忠実で愛情深い
飼い主に対して深い愛情と忠誠心を持ちます。家族の一員としての意識が強い犬種です。
警戒心があり吠えやすい
番犬としての役割も担っていたため、見知らぬ人や音に対して警戒し、吠えることがあります。無駄吠え対策のしつけは重要です。
独立心がある
牧畜犬として自分で判断して行動する習性があるため、頑固な一面もあります。
活発で遊び好き
エネルギッシュで運動が大好きです。毎日の散歩と遊びが必要です。
椎間板ヘルニアのリスク
コーギーは胴長短足体型のため、椎間板ヘルニアになりやすい犬種です。
椎間板ヘルニアとは
背骨の間でクッション🛒の役割をする椎間板が変性し、脊髄を圧迫する病気です。
症状:
軽度: 背中を触ると痛がる、段差を嫌がる
中度: 歩行がふらつく、後ろ足の力が弱い
重度: 後ろ足が完全に麻痺、排尿・排便困難
重症化すると手術が必要になり、完全に回復しない場合もあります。
予防策
日常生活での注意:
階段・段差を避ける: スロープ🛒を設置、抱っこで上り下り
飛び降り防止: ソファやベッドへの飛び乗り・飛び降りを禁止
滑りにくい床: フローリングにマットやカーペットを敷く
適正体重の維持: 肥満は背骨への負担を増やす
適度な運動: 筋肉を維持し背骨をサポート
急な動きを避ける: 後ろ足で立ち上がる、急回転などを防ぐ
抱っこの正しい方法:
胸と腰を同時に支えて水平に抱く
縦抱きは避ける
子供には抱かせない
早期発見のポイント
以下の症状が見られたら、すぐに獣医師に相談:
背中を触ると痛がる
段差を嫌がる、階段を躊躇する
歩き方がおかしい、ふらつく
後ろ足を引きずる
排尿・排便の異常
早期発見・早期治療が重要です。
参考:日本獣医師会
飼い方
運動量
中型犬で活発なため、十分な運動が必要です。
推奨される運動:
1日2回、各30~45分の散歩
ボール遊びやフリスビー🛒
ドッグスポーツ(アジリティなど)
ただし、ジャンプや階段の昇降は避けましょう。
しつけ
賢く訓練性が高いですが、頑固な面もあります。
しつけのポイント:
早期から開始
一貫性のあるルール
ポジティブレインフォースメント
社会化の徹底
無駄吠え対策
食事管理
コーギーは食欲旺盛で太りやすい犬種です。
1日の給餌量の目安:
体重9~10kg:140~160g
体重10~12kg:160~190g
体重12~14kg:190~220g
肥満は椎間板ヘルニアのリスクを高めるため、厳格な体重管理が必要です。
被毛ケア
ダブルコートで抜け毛が非常に多い犬種です。
グルーミング:
ブラッシング:毎日(換毛期は1日2回)
シャンプー🛒:月1~2回
爪切り:月1回
歯磨き:毎日
飼育環境
室内飼育が基本です。
環境整備:
滑りにくい床材
スロープの設置
段差の少ない環境
適切な温度管理
かかりやすい病気
椎間板ヘルニア
前述の通り、最も注意が必要な病気です。
股関節形成不全
股関節の発育異常で、歩行困難を引き起こします。
予防:
適正体重の維持
過度な運動を避ける(成長期)
進行性網膜萎縮
遺伝性の眼疾患で、徐々に視力を失います。
対策:
ブリーダーから遺伝的検査の結果を確認
定期的な眼科検診
変性性脊髄症(DM)
脊髄が徐々に変性し、後ろ足の麻痺を引き起こす進行性の病気です。
症状:
後ろ足のふらつき
爪を引きずる
徐々に麻痺が進行
現在のところ、根本的な治療法はありません。
肥満
食欲旺盛で太りやすいため、肥満のリスクが高いです。
肥満による健康リスク:
椎間板ヘルニアの悪化
関節への負担
心臓病
糖尿病
寿命と健康管理
コーギーの平均寿命は12~15年です。
健康管理のポイント
定期健康診断: 年1~2回
体重管理: 厳格な食事管理
背骨のケア: 日常生活の注意
適度な運動: 筋肉維持
早期発見: 異常の早期発見
予防医療: ワクチン、フィラリア予防
価格と費用
購入価格
ペットショップ: 25万~45万円
ブリーダー: 20万~40万円
年間飼育費用
| 項目 | 年間費用 | フード | 5万~8万円 |
|---|---|---|---|
| ペット保険 | 3万~5万円 | ワクチン・予防薬 | 2万~3万円 |
| トリミング | 3万~5万円 | おもちゃ・用品 | 2万~3万円 |
| 合計 | 15万~24万円 |
椎間板ヘルニアの治療が必要になると、数十万円の医療費がかかる場合があります。
よくある質問
コーギーは初心者でも飼えますか?
活発で訓練性も高いため、初心者でも飼育可能です。ただし、椎間板ヘルニア予防のための環境整備と体重管理が必要です。
抜け毛は多いですか?
はい、非常に多いです。毎日のブラッシング🛒が必須で、換毛期は大量に抜けます。
アパートでも飼えますか?
室内飼育が基本なので可能ですが、吠えやすい傾向があるため、無駄吠え対策が重要です。
子供との相性は?
適切に社会化されたコーギーは子供との相性が良いです。ただし、牧畜本能から子供の足を噛もうとすることがあるため、しつけと監督が必要です。
尻尾はなぜ短いのですか?
ペンブロークは伝統的に断尾されてきましたが、最近は生まれつき尻尾が短い個体も増えています。カーディガンは自然な長い尻尾を持ちます。
どのくらい運動が必要ですか?
1日1~1.5時間の運動が推奨されます。ただし、ジャンプや激しい運動は椎間板ヘルニアのリスクがあるため注意が必要です。
まとめ
コーギーは、その愛らしい外見と明るい性格で素晴らしい家族の一員となります。しかし、胴長短足体型ゆえの健康リスク、特に椎間板ヘルニアには十分な注意が必要です。
コーギーを選ぶべき人:
毎日散歩に行ける
厳格な体重管理ができる
環境整備(スロープ🛒、滑りにくい床)ができる
大量の抜け毛に対応できる
活発で明るい犬が好き
注意が必要な点:
椎間板ヘルニアのリスク(日常生活の注意が必須)
肥満になりやすい
抜け毛が非常に多い
吠えやすい傾向
高額な医療費の可能性
適切なケアと環境整備により、コーギーは健康で長生きできます。そのキュートなお尻と愛らしい笑顔は、飼い主に毎日癒しと喜びをもたらしてくれるでしょう。
他の犬種については犬種図鑑:あなたにぴったりの犬種を見つける、同じく胴長短足の胴長短足ダックスフンド:かかりやすい病気もご覧ください。






