愛犬との旅行は楽しい思い出になる一方で、予期せぬトラブルが発生することもあります。ケガ、病気、迷子など、旅先で起こりうる問題に適切に対処できるよう、事前に知識を身につけておくことが大切です。本記事では、犬連れ旅行でよくあるトラブルとその対処法を詳しく解説します。
移動中に起こりやすいトラブル
車酔い・乗り物酔い

犬が旅行で疲れる大きな理由のひとつが「移動」です。車酔いしやすい犬にとって、長距離移動は大きなストレス🛒となります。
車酔いの症状:
よだれが多くなる
そわそわして落ち着かない
嘔吐
元気がなくなる
対処法:

乗車前2〜3時間は食事を控える
こまめに休憩を取る(1〜2時間ごと)
窓を少し開けて換気する
酔い止め薬を獣医師に相談
脱走・飛び出し事故
自動車で移動する場合、愛犬はキャリーに入れるか、犬用シートベルトを着けるようにしましょう。車の窓を開けっぱなしにすると飛び出しの危険があります。
| 予防策 | 効果 |
|---|---|
| キャリー使用 | 転落・飛び出し防止 |
| 犬用シートベルト | 急ブレーキ時の安全確保 |
| 窓は少しだけ開ける | 飛び出し防止、換気確保 |
ケガをした場合の対処法
軽傷(切り傷・擦り傷)
軽い傷であれば雑菌が入らないよう、流水ですすぐのが基本です。
応急処置の手順:
落ち着いて傷の状態を確認
流水で傷口を洗う
清潔なガーゼで軽く押さえる
消毒液を使用(ペット用推奨)
傷が深い場合は動物病院へ
出血が止まらない場合
出血がなかなか止まらないときは、ガーゼ等を当てて圧迫しながら、すぐに動物病院に連れて行きましょう。
肉球の傷
散歩中に肉球を傷つけるケースが多いです。熱いアスファルト🛒での火傷や、ガラス・鋭い石での切り傷に注意しましょう。
予防策:
夏場は涼しい時間帯に散歩
犬用シューズの活用
地面の状態を確認しながら歩く
迷子になった場合の対処法
即座に行動する
迷子に気づいたら、すぐに以下の行動を取りましょう:
近くを探す:最後にいた場所周辺を重点的に
名前を呼ぶ:大きな声で繰り返し呼ぶ
連絡先に電話:保健所、警察署、動物愛護センター
届け出先リスト
| 届け出先 | 役割 |
|---|---|
| 警察署・交番 | 遺失物届け |
| 保健所 | 保護犬の収容情報 |
| 動物愛護センター | 保護犬の情報管理 |
| 市区町村の担当課 | 地域の情報共有 |
迷子防止対策
迷子に備えて、首輪には名前・連絡先を書いた迷子札を装着しておきましょう。
必須の迷子対策:
迷子札🛒(名前・電話番号記載)
マイクロチップ装着・登録
最新の写真を携帯に保存
GPS機器の活用
体調不良・病気の対処法
よくある症状と対処
| 症状 | 考えられる原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| 嘔吐 | 車酔い、ストレス、食べ過ぎ | 絶食・様子見、続くなら病院 |
| 下痢 | 水の変化、ストレス | 水分補給、消化の良いフード |
| 元気がない | 疲労、熱中症の前兆 | 涼しい場所で休憩 |
| 食欲不振 | 環境変化、ストレス | 普段のフードを少量ずつ |
熱中症の応急処置
熱中症が疑われる場合は、すぐに涼しい場所へ移動し、体を冷やしましょう。
冷やすべき場所:
首筋・のど
脇の下
内もも・股
詳しい対処法は旅先での体調不良対処法をご参照ください。
他の犬とのトラブル
ケンカ・噛み傷
ドッグランや観光地では、他の犬との接触でトラブルが発生することがあります。
予防策:
リードを短く持つ
興奮時は他の犬に近づかない
ドッグランでは様子を見てからリードを外す
相性の悪い犬がいたら離れる
噛まれた場合:
傷口を流水で洗う
止血する
すぐに動物病院へ
相手の飼い主と連絡先を交換
宿泊先でのトラブル
粗相・マーキング
慣れない環境でトイレを失敗することがあります。
対策:
ペットシーツ🛒を多めに持参
普段のトイレ用品を持っていく
部屋に入ったらまずトイレに連れて行く
吠え・夜鳴き
環境の変化で不安になり、吠えたり夜鳴きしたりすることがあります。
対策:
普段使っているブランケットやおもちゃを持参
飼い主の近くで寝かせる
クレートトレーニングを事前に行う
トラブル予防のための事前準備
旅行前の健康チェック
旅行に必要な持ち物として、常備薬(持病がある場合は必須)などを準備しましょう。
出発前チェックリスト:
[ ] ワクチン接種証明書
[ ] 健康診断(旅行1週間前推奨)
[ ] 常備薬(多めに持参)
[ ] かかりつけ医の連絡先
[ ] 旅先の動物病院🛒リスト
ペット保険への加入
旅行中は環境の変化から体調を崩しやすかったり、事故の発生率が高くなったりします。ペット保険に加入しておくと、万が一の時に安心です。
よくある質問(FAQ)
Q1: 旅行中に犬がケガをしたらまず何をすべき?
まず落ち着いて傷の状態を確認します。軽い傷なら流水で洗い、出血が止まらない場合はガーゼで圧迫しながら動物病院へ向かいましょう。
Q2: 迷子になったらどこに連絡すればいい?
警察署(遺失物届け)、保健所、動物愛護センター、市区町村の担当課に連絡しましょう。SNSでの呼びかけも有効です。
Q3: 他の犬に噛まれた場合、どう対処すればいい?
傷口を流水で洗い、止血してすぐに動物病院へ。感染症のリスクがあるため、軽い傷でも診察を受けることをおすすめします。
Q4: 旅行後にぐったりしているのは大丈夫?
長時間の移動や慣れない環境は犬にとって負担です。帰宅後1〜2日は様子を見て、元気がない状態が続く場合は獣医師に相談しましょう。
まとめ:備えあれば憂いなし
旅行中のトラブルは、事前の準備と正しい知識で多くを防ぐことができます。特に重要なのは以下のポイントです:
移動時の安全対策:キャリーやシートベルト🛒の活用
迷子防止:迷子札とマイクロチップの装着
応急処置の知識:ケガや熱中症への対応
連絡先の確保:旅先の動物病院リストを事前に準備
ペット保険:万が一に備えて加入検討
愛犬との旅行を安全に楽しむために、本記事のチェックリストを活用してください。
愛犬との旅行全般については犬との旅行完全ガイドもご参照ください。





